村岡桃佳 “夏冬二刀流”の集大成終え「やり切った」 今後は「何も考えていない」

[ 2022年3月12日 15:39 ]

北京冬季パラリンピック第9日 アルペンスキー ( 2022年3月12日    国家アルペンセンター )

村岡桃佳(AP)
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 女子回転(座位)が行われ、今大会5つ目のメダルを狙った日本選手団主将の村岡桃佳(25=トヨタ自動車)は、5位で終えた。これで出場全5種目が終了。昨夏の東京パラリンピックに陸上で出場し、「二刀流の集大成」として挑んだ北京の舞台は金3、銀1の計4個のメダル獲得で幕を閉じた。

 レース後、村岡の表情は晴れやかだった。「正直、一つも悔しくなくて。やり切った。自分らしく滑ることができた。満足というか、今日の滑りに悔いや悔しさはない」。その表情には充実感が漂っていた。

 レースは1本目を5位で折り返し、2本目で巻き返しを狙ったが及ばず。大日方邦子に並ぶ冬季パラ日本勢最多の通算10個目のメダルは、4年後にお預けとなった。今後について「何も考えていなくて。ただ、4年後、スキーに関してはパラリンピックを目指しているだろうし。陸上にしても、(日本に)帰ってゆっくり休んで、気持ちをリセットして自分がどうしたいか考えていきたい」と語った

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2022年3月12日のニュース