【リーグワン】埼玉のSO山沢拓が1T4Gで100キャップ飾る CTB長田が2Tで2位以上確定

[ 2026年5月9日 22:29 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部最終節   埼玉45―0BL東京 ( 2026年5月9日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<埼玉・BL東京>リーグワン100キャップを勝利で飾り、チームメートが作製したTシャツを着て笑顔の埼玉SO山沢拓也
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 埼玉は開幕戦(46―0)に続いてBL東京に45―0で完封勝ちし、リーグ戦2位以上を確定させてプレーオフ準決勝進出を決めた。

 試合の流れをつくったのは、SO山沢拓也(31)のキックオフだった。この日も強い風が吹いた熊谷ラグビー場。トスに負けて前半は風下からとなったが、山沢拓はホームの風を利用する術を知っていた。

 「向かい風でボールが飛ばないので、強めに蹴った。相手には(ボールが戻されるので)嫌な見え方をする」。敵陣深くに蹴り込んだように見えたキックオフは、風の影響で10メートルライン付近まで戻ってきた。LOエセイ・ハアンガナ(27)が、競り合うことなく確保した。

 そこからの展開でラインをブレークしたのが、前節に続いてCTBの先発に入った長田智希(26)だ。ボールを受けて縦に走り込むと、そのままゴール右に飛び込む。時計は開始20秒。「初めてじゃないですか。20秒は(自己)最速だと思います」と笑った。

 山沢拓は「トライにつながったのは、味方にとっては乗れたのでよかった」と話した。この日がリーグワン100キャップの節目の試合だった。チームメートが作成したTシャツを着て「勝って迎えられて、ホッとしている」と笑顔を見せた。

 ディラン・ライリー(29)らCTB陣にケガ人が出て、ふだんはWTBが多い長田が、前節は13番、この日は12番に入った。13番の谷山隼大(24)とのコンビは初めてだが「言葉の壁がないので」と笑う。

 後半30分には自陣トライライン付近で相手ボールをスティールし、100メートルを走りきって2トライ目を決めた。もともとCTBだったこともあり「自分の強みを生かせるのはCTB」とこだわりもあるが「求められるポジションでやりたい」と幅が広がっている。

 前節の浦安戦で24―27と敗れたが、金沢篤ヘッドコーチ(HC)は「必要な負けだったと言えるようにしよう」と話してきたという。加えて、2連覇中のBL東京を開幕戦に続いて完封し「ディフェンスが崩れなかった」と見事に立て直したチームを評価した。

 リーグ戦2位以上が確定し、プレーオフ準決勝まで実質3週間の準備期間がある。金沢HCは「プランは立ててはいる。うまく使いたい」と王座奪回の準備に入る。

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