東海大学長が駅伝&ラグビー部に猛ゲキ「6位じゃない。1位でしょ!」「私を国立に連れて行って」

[ 2021年12月15日 18:58 ]

東海大駅伝部とラグビー部の壮行会で両部を激励する山田清志学長(右端)。左はラグビー部のメンバー
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 東海大は15日、神奈川県平塚市の湘南キャンパスで、駅伝部とラグビー部の合同壮行会を開いた。駅伝部は来年1月2、3日の箱根駅伝に、ラグビー部は今月26日に初戦の準々決勝を迎える全国大学選手権に出場する。

 壮行会ではそれぞれの主将が登壇してあいさつ。今年は出雲駅伝で9位、全日本大学駅伝が12位と振るわない駅伝部の本間敬大主将(4年)は、「チーム目標の6位以内を目指したい」と話した。関東大学リーグ戦1部では4連覇を達成して勢いに乗るラグビー部のジョーンズ・リチャード剛主将(4年)は「優勝したい」と意気込んだ。

 本間主将の“現実路線”に待ったを掛けたのが、山田清志学長だ。両主将に続いて登壇すると、「6位じゃない。どこぞの政治家が“2位じゃダメなんですか”と言ったけど、(目標は)1位でしょ!」と猛ゲキ。優勝宣言したラグビー部に対しても、「準決勝、決勝は国立競技場でやるんでしょ?私はまだ新しい国立に入ったことがない。ぜひ連れて行ってほしい」と要望した。

 駅伝部は昨年度の3区で区間賞を獲得したエース石原翔太郎(2年)がケガで欠場。苦しい台所事情に両角速監督は「意気込みとしては優勝の目標を持っているが、取り組みやすい目標として6位というのを持っている。厳しい戦いになるが、今後もふくめて優勝できる基盤を作りたい」と話した。

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