大阪エヴェッサ 連勝で勝率5割にあと1勝 45リバウンドで滋賀との接戦を制した

[ 2021年12月15日 21:48 ]

Bリーグ2021―22シーズン B1リーグ第11節   大阪エヴェッサ89―81滋賀レイクスターズ ( 2021年12月15日    おおきにアリーナ舞洲 )

マン・オブ・ザ・ゲームに選ばれた大阪エヴェッサ・木下は「サイコーでーす」とガッツポーズ
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 大阪エヴェッサが本拠地での今シーズン初ナイトゲームを快勝、連勝で勝率5割にあと1勝と迫った。

 第2Qまでの前半は全くの互角だった。滋賀レイクスターズに3連続得点を許しリードされる場面もあったが、相手ゴール下でディージェイ・ニュービル(29)がスチールから得点するなどの粘りも見せて40―38の2点リードで折り返した。

 しかし、第3Qが始まると、大阪の各選手の動きが変わった。アイラ・ブラウン(39)の得点やニュービルの3ポイント、バスケットカウントなどでジワジワと点差を広げた。

 「後半すごく良かったと思います」

 天日謙作ヘッドコーチが振り返ったのはリバウンド。全員がこぼれ球に集中した結果がオフェンス13、ディフェンス32の合計45リバウンドにつながり、タフな試合展開の中でも主導権を相手に渡すことなく勝利した。

 相手の厳しいマークの中でもニュービルはチーム最多の26得点をマーク。ここぞという場面での3ポイント成功や、ドリブルカットインを決めチームを引っ張った。

 マン・オブ・ザ・ゲームに選ばれたのは木下誠(24)だ。第4Q、一時74―72と迫られたシーンで3ポイント、バスケットカウント(フリースローは失敗)と連続得点でチームに再び勢いを与えた。

 「ディージェイ(ニュービル)が相手からマークされるのは分かっていたので、積極的に攻めていこうと思っていました。チーム全体で戦えたのが良かったと思うし、自分に求められているプレーができた」

 チーム加入2年目で成長著しい若手に天日ヘッドコーチは「売り出し中と言っていいと思います」と賛辞を送った。  

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2021年12月15日のニュース