ペア“りくりゅう”全日本欠場を報告「非常に残念」も「もう少しだけ待って」五輪代表に内定

[ 2021年12月16日 00:02 ]

三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのペアで昨季世界選手権10位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が15日、それぞれのSNSを更新し、23日開幕の全日本選手権(埼玉)に欠場することを報告した。

 カナダ・トロント拠点の2人は新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で日本に帰国した後にカナダに再入国できなくなる危険性や長期間コーチ不在で練習しなければならないことなどを考慮。「日本スケート連盟、コーチ、家族と相談した結果、以上の判断となりました」(木原)とし「昨年に引き続き、私たちの状況を理解してくださった日本スケート連盟や関係者の皆様に感謝致します」(三浦)とコメントした。

 この日、日本連盟が三浦、木原組の22年2月の北京五輪と同3月の世界選手権(フランス)の代表内定を発表。参加必須となる全日本選手権を欠場となるが、この日の理事会で選考基準がコロナ禍の状況を加味されたものに修正され、今季GP2戦での表彰台などの実績を基に選出された。ショートトラック勢とともに北京五輪の日本選手団内定第1号となった。

 木原は「オリンピックイヤーである今年の全日本選手権は昨年出場できなかっただけに、皆様の前で演技できることを楽しみにしておりましたので非常に残念です」とつづり、三浦は「次の試合で皆様を驚かせられるようなベストな演技ができるように、ブルーノコーチやチームメイトとともに練習に励みたいと思います。よりレベルアップしたりくりゅうをお見せできるように。もう少しだけ待っていてください」とした。

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2021年12月15日のニュース