日本VSイングランド 来年11月に激突 23年ラグビーW杯前哨戦に

[ 2021年12月15日 21:14 ]

2018年11月のイングランド戦で前半、トライを決めるリーチ・マイケル
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 日本ラグビー協会は15日、世界ランキング10位の日本代表が来年11月12日に英トゥイッケナムで同3位のイングランド代表と対戦すると発表した。両国の対戦は18年11月以来、4年ぶり。23年W杯フランス大会では同じ1次リーグD組に入り同年9月17日にニースで対戦することが決まっており、W杯での対戦を1年後に控える中での絶好の力試しの場となりそうだ。

 両国がテストマッチ認定した上での対戦は過去2回で、対戦成績は日本の2敗。18年11月18日の直近の対戦となった聖地トゥイッケナム競技場での一戦は、前半にCTB中村亮土(東京SG)やリーチ・マイケル(BL東京)のトライなどで15―10で折り返すも、後半は無得点に抑えられて15―35で敗れている。日本のみがテストマッチ認定した試合を含むと過去9戦9敗で、23年の“本番”を控える中で初勝利が期待される。

 対戦発表を受け、日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは日本協会を通じて「世界で最も偉大なラグビースタジアムのひとつであるトゥイッケナムで、再び試合ができることを嬉しく思っています。前回2018年に訪れたときと同様、会場の雰囲気は最高潮に達することでしょう。イングランドは常に手強い相手であり、イングランドのホームであるトゥイッケナムのラグビーファンの前でイングランド代表と対戦することは、我々にとって非常に大きな意味があります。2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップに向けて、私たちチームが必要としているプレッシャーと経験を得ることができます」とコメントを発表。3年前には8万1151人のサポーターに埋め尽くされ、伝統国の底力を見せつけられた80分間に思いをはせた。

 イングランド代表を率いるのは、言わずと知れた日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏。世界屈指の策士が率いる世界3位の強豪と、再び愛憎入り混じった戦いに挑む。

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2021年12月15日のニュース