男子ゴルフのブリヂストン・オープン消滅 ジャンボ、青木らが彩った秋の風物詩 52年の歴史に幕

[ 2021年11月30日 05:31 ]

99年、ブリヂストン・オープンで優勝し、カップを頭上に笑顔を見せる丸山
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 毎年10月に開催されていた国内男子ゴルフの秋の有力トーナメント、ブリヂストン・オープンが今年限りでなくなることが分かった。

 同大会は大手タイヤメーカーのブリヂストンが冠スポンサーとなり、1970年に佐賀県鳥栖市のブリヂストンCCで創設され、ツアー制度が施行された73年からツアー競技となった。90年代にはマスターズ連覇のニック・ファルドや全英オープンなどを制したニック・プライスら海外から数多くの実力者が参戦。歴代優勝者には尾崎将司や青木功、倉本昌弘、丸山茂樹らビッグネームが名を連ね、現存するトーナメントでは日本プロ選手権、日本オープン、関西オープン、中日クラウンズ、日本シリーズに次ぐ歴史を持つ。

 同社グループのブリヂストンスポーツはダンロップの住友ゴム工業、ミズノと並ぶ国産ゴルフ用品メーカーの雄。カシオ・ワールドオープンで優勝した堀川未来夢や賞金ランク2位の木下稜介、大物ルーキーの金谷拓実ら契約する実力者は少なくないだけにツアー関係者は「なくなるのは寂しい」と話す。ただ、同社が主催する女子の中京テレビ・ブリヂストン・レディースは来季以降も変わらず、用具契約を交わすプロのサポートなどもこれまで通り行う。

 来季の国内男子ツアーは欧州ツアーと共催の「ISPSハンダ欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(4月、茨城・PGM石岡GC)が新規に開催されるなど明るい話題もあるが、ツアーを支えてきた有力スポンサーの撤退は、波紋を広げそうだ。

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