JOC山下会長、女子テニス彭帥や中国の人権問題など全て「コメントするのは適切でない」

[ 2021年11月30日 12:34 ]

JOCの山下泰裕会長
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 日本オリンピック委員会(IOC)の山下泰裕会長が30日、都内で定例会見を開いた。記者との質疑応答では、女子テニスの彭帥(中国)が中国の張高麗元副首相に性的関係を強要されたと告発後に一時消息を絶ち、世界中から疑念の目が向けられている問題について見解を問われたが、「私も心配しているが、出ている情報はマスコミからの情報以外にない。詳細を把握していないので、ここでコメントするのは適切でないと考えている」と話すにとどめた。

 また、ウイグル族など中国国内における少数民族弾圧を理由に、米国などで北京冬季五輪での外交的ボイコットを検討する動きが出ていることに関しても「マスコミから出ている情報のみ。さまざまな国で紛争や差別があったり、(人々が)虐げられていることには心が非常に痛む。そういうことがなく、人々が安心して暮らせる社会を強く望んでいる1人ですけど、中国の人権問題に関して発言することは適切ではない」と見解を示すことを避けた。JOC会長や国際オリンピック委員会(IOC)IOC委員としての立場から、五輪における外交的ボイコットという手法に関して問われると「それぞれの国の立場で国益を考えて行動する。日本は日本の国益を考えて、日本政府が判断される。それ以上のコメントは控えたい」と声をひそめた。

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