元早大ラグビー部監督 日比野弘氏が死去 日本代表監督や日本協会名誉会長を歴任

[ 2021年11月15日 10:17 ]

日比野弘氏(提供写真)
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 元早大ラグビー部監督で、日本代表監督、日本協会副会長や名誉会長などを歴任した日比野弘氏が、14日に亡くなっていたことが15日、関係者の話で分かった。86歳だった。日本ラグビー界に大きな足跡を残した巨星が逝った。

 東京都出身の日比野氏は都立大泉高からラグビーを始め、早大では1年からレギュラーを獲得。卒業後は東横百貨店に入社し、日本代表でも通算3キャップを獲得するなど、現役時代は快足ウイングとして活躍した。その後は早大監督を4度、通算8年間務め、日本選手権を1回、大学選手権を3回、対抗戦を4回制覇。大東和美氏や故石塚武生氏、故宿沢広朗氏らあまたの名選手や名指導者を育て上げた。

 日本代表監督も3度務め、SO松尾雄治主将、故平尾誠二氏らを擁した83年のウェールズ遠征では、同代表に24―29と善戦し、現地メディアでも「日本は簡単な相手ではない」などと驚きを持って報じられた。指導者として第一線から退いた後も、早大教授として一般学生を指導し、日本協会では11年W杯の招致委員会委員長としても活動。招致には失敗したが、19年大会の実現に多大な遺産を残した。

 11年には日本ラグビーの歩み、記録をまとめた823ページに及ぶ大作「日本ラグビー全史」(ベースボール・マガジン社)を出版。ラグビーに生涯を捧げた。

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