新浜 男子500メートルW杯通算7勝目、男子エースがスタート修正 北京へ弾み

[ 2021年11月15日 05:30 ]

スピードスケートW杯第1戦最終日 ( 2021年11月14日    ポーランド・トマショフマゾウィエツキ )

W杯第1戦最終日 男子500メートルで優勝した新浜(ロイター)

 男子500メートルは日本記録保持者の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)が34秒69で制し、W杯通算7勝目を挙げた。森重航(21=専大)が34秒74で3位。女子1500メートルは世界記録保持者の高木美帆(27=日体大職)が1分56秒00のリンク記録で頂点に立った。13日に行われた男子マススタートは大林昌仁(27=福井県スポーツ協会)が優勝。W杯第2戦は19~21日にノルウェー・スタバンゲルで行われる。

 日本男子のエースが地力を示した。アウトスタートの新浜は最初の100メートルを全体4番目の9秒55で通過すると、2つのカーブをミスなく滑ってW杯通算7勝目を挙げた。12日のレースは2位で、優勝した高亭宇(中国)に0秒28差つけられたことを受け、この日はスタートの構えを修正。下を向いていた視線を前に上げ「最初にしては感触的に悪くなかった」と振り返った。

 19~20年シーズンに世界選手権スプリント部門とW杯500メートル総合の2冠。さらなる進化を目指し、昨季は複数のスケート靴を試して最善の道具を模索した。今季も開幕直前まで靴と刃の調整に苦労したが、2季ぶりの国際大会は本人の想定以上の結果。「まさか優勝するとは。世界での立ち位置が変わっていないことを確認できた」と手応えを口にした。

 《高木美リンク新でV》女子1500メートルは18年平昌五輪銀メダルの高木美がリンク記録を0秒62更新する好記録で優勝した。前日の1000メートルは2位もタイムに不満顔。「いいところが見つけにくいレース。検証したい」と語っていたが、この日はゴール直後に両手を突き上げる納得のレースだった。この種目でW杯通算10勝目、個人種目合計で12勝目。2季ぶりの国際大会となった北京五輪シーズン初戦で上々の滑り出しを見せた。

 《大林は驚き初V》16選手が一斉にスタートして16周で争う男子マススタートで、大林がW杯初勝利を挙げた。序盤に集団から大きく抜け出し、トップでゴール。シニアの国際大会で全種目を通して初の表彰台に立ち、今季の日本勢W杯優勝第1号となった。国内大会でも目立たず、男子中長距離の序列は3番手以下。無印の27歳は「自分が一番びっくりしている。勝ったという感じがない」と驚きつつ「自信を持ってこの先もいける」と笑顔を見せた。

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