国内最大級のポーカーイベント「TPC」第2回大会優勝は石井利和さん、賞金500万円獲得

[ 2021年10月2日 05:30 ]

TPC第2回大会で優勝した石井利和さん(中央)を祝福する當眞嗣成氏(左)
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 賞金総額1500万円、優勝賞金500万円と国内最大級のポーカーイベント「TPC(トップ・オブ・ポーカー・チャンピオンシップ)」(主催・JPL株式会社、運営・TPC実行委員会、後援・スポーツニッポン新聞社)第2回大会のDAY3、ファイナル(DAY4)が大阪・西心斎橋のノベル心斎橋で行われ、石井利和さん(27)が優勝し、優勝賞金500万円を獲得した。

 現在、賞金獲得ランキングで日本人No・1プロポーカープレーヤーの「つぐ兄」こと、當眞嗣成氏がスーパーアドバイザーを務めた同大会は9月25、26日に行われ、全国から多くのプレーヤーが参加し、予選には6444人が参加。予選を勝ち上がった477人がDAY1に進出し、その後、同2を勝ち上がった48人が25日のDAY3に出場し、最終日(26日)に行われたファイナルには、9人が出場した。

 ヘッズアップでは、チップカウント989万点の石井さんが、同1658万点と三宅基文さんにチップカウントでリードを大きく許す中、オールインコールで石井さんが「AA」、三宅さんが「99」のラストハンドで勝負に挑み、石井さんが見事逆転勝利で第2回大会の優勝者となった。

 優勝した石井さんは「むちゃくちゃうれしいです。ショートになる機会が多すぎて、ずっと復活してきたので、気持ちは行ける気で行きました。最初から行ける気がしていたので、我慢の連続でした。優勝賞金は海外でのプレーがまだないので、海外に向けての資金としたいですね」と、笑顔で優勝の喜びを伝えた。

 イベント終了後、第2回の開催となった大会について當眞氏は「西日本エリアで、初めてこのような大型トーナメントを盛大に取り行うことができ、皆様に感謝いたします。そして、今大会をきっかけに、行政や警察の関係者とも連携が取れたことで、今後も引き続き開催していけることが決まりました。今大会に1500万円を協賛させていただきましたが、競技としてのポーカーを日本でメジャースポーツへ!という思いを実現するために、今後も多方面で少しでも貢献できればと思っております。最後になりましたが優勝された石井選手おめでとうございました。これをきっかけに世界に羽ばたいていただければと思います」と、第2回大会が無事開催されたことに感謝を伝えると同時に、次回大会を来年2月10~13日で開催することも発表した。

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