笹生 強風に耐え4差5位「全く真逆なコンディションで、本当に難しかった」

[ 2021年8月15日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー スコットランド・オープン第2日 ( 2021年8月13日    英国リーベン ダンバーニー・リンクス=6584ヤード、パー72 )

笹生優花
Photo By スポニチ

 2打差2位から出た笹生優花(20=ICTSI)は強風下のラウンドで4バーディー、4ボギーのイーブンパー72とスコアをまとめ、通算5アンダーの5位で決勝ラウンドに進んだ。首位とは4打差。アリヤ・ジュタヌガーン(25=タイ)が66をマークし、通算9アンダーの単独首位に浮上した。

 穏やかな天候でプレーした初日から一転、旗竿が大きく揺れる強風が吹きつける中でのラウンド。笹生は「昨日とは全然違う、全く真逆なコンディションで。本当に難しかった」という中で、イーブンパーと踏ん張り上位を維持した。

 序盤で3ボギーが先行。しかし7番で5メートルのチャンスを沈めて流れを変える。10番パー4では第2打をピン奥6メートルに乗せ、11番ではラフから低く出して転がすアプローチで2メートルに寄せて連続バーディー。16番をボギーとするも、17番でバーディーを奪い返した。リンクスコースは自身2度目ながら「今日は風に対応できるショットをした」と、風の影響を受けにくい低い弾道の球を使ったという。

 首位と4打差の好位置で決勝へ。6月の全米女子オープン制覇に続く米ツアー2勝目も視界に入る。それでも20歳は「今は自分のゴルフをどうリンクスに合わせるかに夢中。順位とか考えずに楽しんで、学べる週にしたい」と自然体で言った。

続きを表示

2021年8月15日のニュース