萌寧 NEC軽井沢72第2R悪天候中止に「残念」、大会は36ホールに短縮

[ 2021年8月15日 05:30 ]

悪天候のためNEC軽井沢72第2ラウンドが中止となりゴルフ場をあとにする稲見(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフのNEC軽井沢72は14日、長野・軽井沢72ゴルフ北Cで第2ラウンドを開始したが、悪天候のため中断を経て中止となった。大会は36ホールに短縮され、第1ラウンド終了時点で54位タイまでの71選手(棄権1選手)が15日の決勝ラウンドに進んだ。賞金ランキングへの加算は規定により当初金額の75%となる。

 東京五輪で銀メダル獲得後初戦となる稲見萌寧(22=都築電気)はスタート前に中止の知らせを受け「残念です。明日は最初の方で追い上げて、少しでも伸ばして上位へ行きたい」と話した。

 初日は70で回り16位。残り18ホールで6打差を追いかける。4月のヤマハ・レディース葛城では最終日に3打差をひっくり返して勝ったが、今季7勝目をつかむには猛チャージが必要。観客の声援を思い出し「たくさんの方が“銀メダルおめでとう”って言ってくれたり、私の名前入りタオルを持ってくれたりしている。頑張らなきゃ」と力を込めた。

 《初日単独首位、小祝油断なし》小祝は「やる気満々で来たけど、やっぱり天気が厳しかった」と残念そうだった。初日はショット、パットともに好調で8バーディー、ボギーなしの64をマークし3打差の単独首位に立った。3月のTポイント×ENEOS以来の通算5勝目が視界に入るが「3打差はないようなもの。いいプレーをしないと絶対に優勝はできない」と気を引き締めた。

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