樋口新葉、攻めの曲目変更で62・40点 北京五輪は「心の底から自分も出たい」

[ 2021年8月11日 19:00 ]

フィギュアスケートげんさんサマーカップ第3日 ( 2021年8月11日    滋賀・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2021 女子SP> 表情豊かに舞う樋口新葉(撮影・長久保 豊)
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 女子ショートプログラム(SP)で18年世界選手権準優勝の樋口新葉(明大)は62・40点だった。演目を「プリマベーラ」から「ユア ソング」に変更して挑み、冒頭の2回転半を着氷。続く3回転ルッツは単発となり、後半に3回転フリップ―2回転トーループを降りた。今後細部を詰めていくことになるが「新しいSPで初めて滑った。短い期間で挑戦してきた。今の気持ち、今シーズン、スケートに向けての気持ちが出せる演技ができた。凄く楽しかった」と収穫を口にした。

 閉幕したばかりの東京五輪では友人の競泳・池江璃花子、卓球・平野美宇をはじめ多くの日本人アスリートが活躍する姿をテレビで見た。「どのジャンルでも五輪を見て感動した。それを自分も誰かに与えたいと思った。東京五輪があって、五輪が身近に感じられた。心の底から自分も出たいと思った」と決意を新たにしていた。

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2021年8月11日のニュース