ゴールボール男子・川嶋主将、初のパラで「金メダルを」 合宿ではディフェンス強化

[ 2021年8月11日 16:22 ]

 東京パラリンピックに初出場するゴールボール男子日本代表が11日、オンライン取材に応じた。市川喬一総監督は「金メダル獲得に進んでいきたい。初めての大会だからこそ、怖いもの知らずの勢いのまま初戦を迎えて、最後の決勝舞台に立ってほしい」と語った。

 合宿ではディフェンスを強化。視覚障がいの選手を対象するゴールボールでは重さ1・25キロのボールの中に入っている鈴やバウンドの音などを頼りにプレーする。主将の川嶋悠太(26=アシックス)は相手攻撃に対し、ワンバウンド目でのボールの破裂音、鈴の音を聞いて、バウンドの高低を判断できるように練習したという。「ワンバウンド目の音と空中でかすかになっている鈴の音っていうのを聞いて、コースを読むように取り組んできた」と手応えを口にした。

 コロナ下で全員そろっての練習ができない時期はオンラインミーティングでトレーニング状況や相手分析の情報を共有。主将は「この1年間、延期という中で積み重ねたものは凄く大きなものだと思う。金メダルを目指していきたい」と言葉に力を込めた。

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2021年8月11日のニュース