松生理乃「今できる精いっぱい」70・27点の好発進 シニア1年目の16歳

[ 2021年8月11日 16:09 ]

フィギュアスケートげんさんサマーカップ第3日 ( 2021年8月11日    滋賀・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2021 女子SP>楽しさが伝わる演技で70点越えの松生理乃 (撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 女子ショートプログラム(SP)で昨季の全日本ジュニア女王の松生理乃(中京大中京高)は70・27点だった。3回転フリップ、2回転半、後半のルッツ―トーループの連続3回転を着氷。シニア転向2戦目で質の高い演技を見せた。「今日はしっかり演技することを目標にした。ミスなく終えることができたけど、もっときれいに跳べるジャンプがあった。細かいミスなくせるように頑張らないと」と足元を見つめた。

 昨季の全日本ジュニアを制し、今季シニアの世界へ。邦和杯に続く2戦目で高得点をたたき出した。22年北京五輪に向けて急成長を遂げる16歳は「初戦から全力でやっている。今できる精いっぱいを出せるようにやっている。成長できる部分はある。完成度はまだまだ低い」と語った。

続きを表示

2021年8月11日のニュース