パラ男子やり投げ・白砂「自己ベストを更新したい」テスト大会で今季世界1位

[ 2021年8月11日 05:30 ]

 パラ陸上の男子やり投げ(上肢障がいF46)で東京パラリンピックに出場する白砂匠庸(しらまさ・たくや、25=あいおいニッセイ同和損保)が10日、オンライン会見で意気込みを語った。5月のテスト大会で今季世界1位の60メートル63を記録しており「調子は上がっている。コンディションを整えて自己ベストを更新したい」と力を込めた。

 《野球の経験糧に山崎も活躍誓う》種目が同じ山崎晃裕(25=順大職)も取材に応じ「自己ベストを更新して海外の強い選手の中に割って入りたい」と力を込めた。右手首の先がないが、高校までは健常者に交じって野球をして投手も経験。東京パラリンピック開催決定を受けて出場を意識し「野球で培った技術や体力を少しでも生かせるものを」と考えてやり投げを選択したといい「いろんな人を勇気付けられる活躍を」と訴えた。

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2021年8月11日のニュース