友野一希「自分自身の物語を」思い込めた演目で“自己新”88・99点発進

[ 2021年8月11日 13:02 ]

フィギュアスケートげんさんサマーカップ第3日 ( 2021年8月11日    滋賀・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2021 男子SP>思い入れのあるプログラムを丁寧に演じ切った友野一希 (撮影・長久保 豊)
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 男子ショートプログラム(SP)で友野一希(セントラルスポーツ)は国際スケート連盟非公認記録ながら自己ベストとなる88・99点をマークした。18―19年シーズンでも使用した「ニュー・シネマ・パラダイス」を演じ、4回転―2回転の連続トーループ、4回転サルコー、3回転半を着氷。同曲を選んだ理由について「自分のスケートの歴史になったり、自分自身の物語を表現できたら」と語った。

 同大を卒業した今季は、スケート一筋で臨んでいる。「最初はストレスもあった。(これまで)スケート以外の自分で過ごせたが、それが少なくて、最初は苦労した。練習の調子が悪いとへこんだが、最近は慣れてきた。スケートと向き合っている」と話した。

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