ベラルーシ陸上選手の亡命問題 大統領が持論展開“反体制派の仕業”

[ 2021年8月11日 05:30 ]

クリスツィナ・ツィマノウスカヤ(AP)
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 ベラルーシのルカシェンコ大統領が9日に会見し、同国の五輪陸上女子代表だったツィマノウスカヤがポーランドへ亡命した件について初めて言及。「本人の意思ではなく何者かに操られた」と反体制派の仕業との持論を展開した。

 “欧州最後の独裁者”と呼ばれる同大統領は、強制帰国を命じられて身の危険を感じたとのツィマノウスカヤの主張や国の関与も否定した。一方、同選手は同日、母国のアスリート支援のために19年欧州選手権100メートルの銀メダルを競売にかけると発表した。

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2021年8月11日のニュース