自転車銀の梶原 目指すは“文武両輪”世界選手権4連覇&博士号取得

[ 2021年8月11日 05:30 ]

今後の目標が書かれた色紙と東京五輪での銀メダルを披露する梶原(撮影・郡司 修)
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 東京五輪の自転車トラック女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未(24=筑波大大学院)が10日、スポニチ本紙などの取材に応じ“究極の文武両道”を目指すことを明かした。2連覇が懸かる世界選手権を10月に控え「4連覇してパリ五輪に行きたい」と宣言。24年の金メダル再挑戦まで世界女王の座は譲らない。さらに、2000もの独自データを収集して進める修士論文「エリミネーションレース戦術における達成の評価基準」をまとめ、パリ五輪後には博士号取得を視野に入れる。「そこはぶれない目標です」と語った。

 今後はつかの間の休養を楽しみ、修士論文の分析作業に入る。「圧倒的な差で確実に勝てる選手になりたい」。競技と勉強。その両輪を踏み続けた先に、黄金の未来が待つ。

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2021年8月11日のニュース