坂本花織「焦り100%」2度の音源トラブルも73・74点発進

[ 2021年8月11日 18:00 ]

フィギュアスケートげんさんサマーカップ第3日 ( 2021年8月11日    滋賀・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2021 女子SP>演技中、音楽が消え別CDもダメ。スマホの音源を提出し苦笑いの坂本花織(撮影・長久保 豊)
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 女子ショートプログラム(SP)で18年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)は2度も曲が止まるハプニングがありながら73・74点をマークした。今季初戦で新SP曲「グラディエーター」を披露。冒頭の2回転半を決め、続く3回転ルッツを跳ぼうとした際に音源がストップするハプニングがあった。

 ジャッジ席と中野コーチの元を行き来し、別のCDを渡しても同じタイミングで曲が止まるトラブル。3度目のチャレンジで音楽が流れ、3回転ルッツ、後半のフリップ―トーループの連続3回転を着氷。「良い経験ができてよかった。73点でいいのかなとちょっと戸惑ってます」と苦笑いで振り返った。

 アクシデントの最中は「最後まで曲がかからなかったらどうしようという焦り100%。落ち着いてるとは言えなかった」と語る。曲が流れるかは何度もチェックしていたようで「こんなこともあるんだなと思いました」と話していた。

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