スコティッシュ・オープンでギャラリーが退場処分 マキロイのクラブを勝手にスイング!

[ 2021年7月10日 08:30 ]

ギャラリーにクラブをスイングされてしまったマキロイ(AP)
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 ゴルフ欧州ツアーのスコティッシュ・オープンは9日、英国北部のエディンバラの東30キロに位置しているノース・バーウィックのザ・ルネッサンス・クラブ(7293ヤード=パー71)で第2ラウンドを行ったが、午前8時に10番のティーグラウンドでスタートを待っていたメジャー4勝を誇るローリー・マキロイ(32=英国)が思わぬ事態と直面した。

 突然、男性のギャラリーがマキロイのゴルフバッグに近づき、ウッドのヘッドカバーとアイアンを取り出してティーグラウンドでスイングしようとしたもので、マキロイだけでなく、その場に居合わせたジョン・ラーム(26=スペイン)とジャスティン・トーマス(28=米国)はびっくり。男性はマキロイのキャディーにクラブを返したものの、ヘッドカバーはなかなか返そうとせず、すぐに警備員に引き連れられて、地元の警察に身柄を引き渡された。

 この場面はソーシャルネットワークにも動画で投稿されているが、なぜこの男性がこのような行動をしたのかは不明。動画を撮影したデビッド・ウィルソンさんは「選手たちはみんな笑っていたけれど、グリップを見てすぐに彼がゴルファーではないことがわかったようだ」と語っている。

 なお65で回ったラームは通算11アンダーの131で首位に並んでいるが、マキロイはこの日パープレーの71。通算1アンダーの141で、カットラインに1打及ばず予選落ちとなってしまった。

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2021年7月10日のニュース