羽生結弦 無観客開催の東京五輪へ思い「選手にとって夢の舞台 一生懸命やることに変わりない」

[ 2021年7月10日 05:30 ]

Tシャツにジーンズ姿で「ドリーム・オン・アイス2021」のオープニングに登場した羽生
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 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)が9日、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターで行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に6年ぶりに出演を果たした。新シーズンをロックナンバー「マスカレイド」でスタートさせた。ショー終了後には無観客開催となる東京五輪について、選手の立場から意見を述べた。

 冬の王者から、夏のアスリートたちへ。羽生は原則無観客開催となる東京五輪に関する質問に自らの思いの丈を口にした。

 「観客の方々が直接声援を送っていただけるとか、足を運んでいただけるとか。そういったことに声を上げることは僕はできないんじゃないかなと」

 用意された舞台で最高の準備をして、最大のパフォーマンスを発揮する。度重なる困難を乗り越え、五輪連覇の偉業を成し遂げた羽生はそのことを分かっている。

 「選手の立場から言わせていただけるのであれば、オリンピックは選手にとっての夢の舞台であり、競技によっては最後の、一番ほしい夢の舞台。その舞台で一生懸命やることには変わりないと思います」

 6年ぶりの出演となったドリーム・オン・アイスでは、全身全霊を込めてロックナンバー「マスカレイド」を舞った。コロナ禍で自らも悩み、苦しんだからこそ、何かを表現し、伝えたい思いは増した。

 「こんな時だからこそ、僕らだったら演技って言っちゃうんですけど、こんな時だからこそのレースであったり、こんな時だからこその感動が生まれるのではないかなと思います」

 未曽有の状況で行われる自国開催の夢舞台。直近の18年平昌五輪で活躍し、国民栄誉賞を受賞した羽生は信じている。スポーツが持つ力を。

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