バスケ男子代表 ベルギーに惜敗も渡辺雄がリーダーシップ発揮 豪快ダンクでチーム最多タイ16得点

[ 2021年7月10日 05:30 ]

バスケットボール男子 国際強化試合   日本70ー73ベルギー ( 2021年7月9日    沖縄アリーナ )

<日本・ベルギ>第3クオーター、豪快なダンクシュートを決める渡辺雄
Photo By 代表撮影

 東京五輪日本代表(世界ランク42位)がベルギー(同37位)に70―73で競り負けた。渡辺雄太(26=ラプターズ)は25分55秒出場で、16得点4リバウンド4スチールを記録。16点差をつけられた第1Q後には怒鳴り声でチームを鼓舞するなどリーダーシップを発揮した。八村塁(23=ウィザーズ)、馬場雄大(25=ユナイテッド)は不在で、今月中旬に合流予定。11日にはフィンランド(同32位)と対戦する

 日本は序盤にミスを連発。第1Qを終えて16点のリードを許した。渡辺雄は「弱気になるな!相手にぶつかっていこう!」とチームを鼓舞。第2Q以降は徐々に追い上げ、第4Qで一時は逆転に成功した。3点差で競り負けたが、エドワーズは「第1Qの後に雄太が怒鳴っていたので、それでチームに火がついた」と証言。ラマス監督も「雄太はリーダーシップを発揮してくれている」と目を細めた。

 渡辺雄は豪快なダンクなどチーム最多タイの16得点。第3Q途中に足がけいれんしてコートを退いた後もベンチから声を張り続け「立ち上がりが最悪だった。世界で勝つためにはああいうスタートではダメ」と振り返った。

続きを表示

2021年7月10日のニュース