青山・柴原組 4大大会初の決勝進出ならず 日本勢は全て姿消す

[ 2021年7月10日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第11日 ( 2021年7月9日    英ロンドン、オールイングランド・クラブ )

女子ダブルス準決勝でプレーする青山(上)、柴原のペア(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 女子ダブルス準決勝で第5シードの青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組は第3シードの謝淑薇(台湾)エリーズ・メルテンス(ベルギー)組に4―6、6―1、3―6で敗れ、4大大会初の決勝進出はならなかった。日本勢は全て姿を消した。

前哨戦で優勝し、今大会も台風の目となった青山、柴原組の快進撃が止まった。日本女子ペアとして初めて進んだ準決勝。ベテランの青山は「余計なことを考えずに試合に入りたい」と平常心で臨んだが、シングルスでも実績がある相手ペアの力が一枚上だった。

 第1セットを落とし、2セット目は柴原の力強いショットを軸に得点を重ねて、6―1と圧倒。だが、最終セットは弱点の青山のサーブでキープできなかった。この悔しさは、初出場となる東京五輪にぶつける。

続きを表示

2021年7月10日のニュース