笹生優花 フィリピンで切手発行へ 郵政大臣「努力と社会への貢献を称えるためのささやかな方法」

[ 2021年6月11日 13:13 ]

全米女子オープンを制した笹生。優勝トロフィーを手に笑顔(AP)
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 フィリピンのフルヘンシオ郵政大臣が10日、ゴルフの全米女子オープンで史上最年少優勝を飾った笹生優花(19=ICTSI)の切手を発行すると発表した。地元紙「マニラタイムズ」など同国メディアが報じた。

 フルヘンシオ郵政大臣は「これは彼女の努力と社会への貢献を称えるためのささやかな方法だ。19歳のフィリピン人ゴルファーは、彼女の前例のない勝利のために切手とはがきに登場する名誉を与えられる」との声明を出した。

 日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた笹生は二重国籍を保持しており、フィリピン人としては男女を通じて初のメジャー大会制覇を達成した。今夏の東京五輪にもフィリピン代表として出場する意向を表明している。

 フィリピンではボクシングの世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ、女子重量挙げのリオデジャネイロ五輪銀メダリスト、ヒディリン・ディアスらの切手が発行されており、笹生もレジェンドの仲間入りを果たした。

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2021年6月11日のニュース