池江璃花子 専門外の100メートル背泳ぎで優勝 「本番があると信じて練習を積んでいくだけ」

[ 2021年5月24日 05:30 ]

競泳 いきいき茨城ゆめカップ ( 2021年5月23日    茨城・山新スイミングアリーナ )

<いきいき茨城ゆめカップ最終日>女子100メートル背泳ぎ決勝、入場する池江璃花子(撮影・会津 智海)
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 東京五輪代表の一部選手が強化の一環として出場し、女子100メートル背泳ぎは池江璃花子(20=ルネサンス)が1分2秒02で優勝した。男子100メートル自由形は松元克央(24=セントラルスポーツ)が自己ベストに0秒10に迫る48秒47で制覇。男子100メートル背泳ぎは入江陵介(31=イトマン東進)が53秒52で優勝し、萩野公介(26=ブリヂストン)が54秒83で2位。男子100メートル平泳ぎの佐藤翔馬(20=東京SC)は59秒73で2位だった。

 五輪開幕がちょうど2カ月後に迫り、池江は「選手は本番があると信じて練習を積んでいくだけ。五輪があるないに関係なく、自分の中では先を見据えた東京五輪になる。その次(24年パリ五輪)も良い結果を求められる練習をしていきたい」と心境を語った。女子400メートルリレーと女子400メートルメドレーリレーで代表に内定。今後は1日2回練習の頻度を増やす方針で「きつい練習を心から楽しめる(白血病前の)自分が戻ってきた」と説明した。この日は本職ではない女子100メートル背泳ぎで優勝。前日22日は200メートル自由形で16人中最下位に沈み「(200メートルは)まだ早かった」と苦笑いした。

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2021年5月24日のニュース