パナ・福岡 有終Vへ「全身全霊」、23日ラグビーTL決勝サントリー戦

[ 2021年5月22日 05:30 ]

雨の中の練習中、ウオーミングアップの合間に笑みを浮かべる福岡(中央)
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 23日に東京・秩父宮で行われるラグビー日本選手権兼トップリーグ(TL)プレーオフトーナメント決勝でサントリーと対戦するパナソニックが21日、群馬県太田市で練習を行った。今年4月に順大医学部に進学したWTB福岡堅樹(28)は引退試合となるが、「あまり気負わず、目の前の一戦に集中して臨みたい。最後という気持ちはない」と平常心を強調した。11番で先発する。

 今季ここまで9試合で13トライ。4月の神戸製鋼戦を除き全試合でトライを挙げているが、本人は「個人的には(序盤戦は)スピードが上がってなかった」と振り返った。一方で「試合を重ねてベストコンディションになっている。決勝はいい状態で臨める」と宣言。「とにかく勝つことが大事」と話した。引退試合といえば、ラグビー界ではコンバージョンを蹴るのが慣習だが、「そんな余裕の点差で戦える相手ではない」ときっぱり。「全身全霊で、正面から当たっていく」と完全燃焼を誓った。

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2021年5月22日のニュース