松山英樹 メジャー2連勝へ2打差4位に浮上 強風の中で2日目ベストの68「1つでもボギーを少なく」

[ 2021年5月22日 09:37 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第2日 ( 2021年5月21日    サウスカロライナ州 キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72 )

全米プロ選手権第2日、15番の松山のバンカーショット(AP)
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 メジャー2連勝を狙うマスターズ王者の松山英樹(29=LEXUS)は通算1オーバーの41位から出て6バーディー、2ボギーの68で回り通算3アンダーとし首位と2打差の4位に浮上した。

 フィル・ミケルソン(米国)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が通算5アンダーで首位。星野陸也(25=フリー)、金谷拓実(22=フリー)は予選落ちした。

 松山は1番でティーショットを左に大きく曲げたが、見事なリカバリーでパー発進。2番でグリーン右手前からのアプローチを1メートルに寄せてバーディー。3番は3パットのボギーとしたが、6番で1メートルにつけて伸ばし、7番パー5は2メートルのパットを沈めて連続バーディーを奪った。

 後半もショットが好調。11番、12番でともに2メートル前後につけて連続バーディー。18番でバンカーからの3打目がグリーンをオーバーしてボギーを叩いたが、68の好スコアで上がった。

 記者会見では「ティーショット、セカンドショットも凄く安定していたので、スコアメークを楽にすることができた」とショットへの自信をにじませた。

 初日よりも風が強くタフなコンディションとなった。特にアゲンストになる終盤はスコアを大きく落とす選手が続出したが、最後まで崩れなかった。

 「フロント9(前半)はフォローになるので5番から12番でどれだけ(バーディーを)取れるかだと思うし、最後の5ホールはタフになるので計算しながら、最後は1つでもボギーを少なくと思いながら回っていた」

 上位にはメジャー優勝経験者がそろう。マスターズ王者が絶好の位置で週末に向かう。

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