“新ビーチの妖精”坂口佳穂、東京五輪出場逃すも「次につながる」 村上礼華は涙「悔しい」

[ 2021年5月22日 16:51 ]

ビーチバレー女子 東京五輪日本代表決定戦第1日 ( 2021年5月22日    東京・ドーム立川立飛 )

<東京五輪日本代表決定戦第1日>敗者復活戦を終え、取材に応じる坂口(右)と村上ペア
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 敗者復活戦が行われ、“新ビーチの妖精”として人気を集める坂口佳穂(25=マイナビ/KBSC)村上礼華(24=ダイキアクシス)組は、村上めぐみ(35=オーイング)石井美樹(31=荒井商事/湘南ベルマーレ)組に0―2とストレート負けを喫した。これで東京五輪出場を逃し、2人は24年パリ五輪に目標を切り替えた。

 強敵に力及ばなかった。相手は国内ランク1位の石井と同2位の村上めぐみ。第1セットを11―21、第2セットを12―21で奪われ、1回戦に続きストレートで敗れた。

 試合後、2人の表情は対照的だった。坂口は「悔しいけど、次につながる試合が自分たちの中でできた」と充実ぶりを語る一方、村上礼は言葉を詰まらせながら「悔しい」と涙。この日は室内での試合ということもあり「いつもと違う感じがして、思うように攻められなかったなかった」と対応できなかったことを反省した。

 今後は24年パリ五輪に向けて再スタートする。坂口は「結成当時から長い目で見て、東京、パリを目指してやっていこうって組んできた。次の五輪を目指してやっていきたい」と前を向いた。

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2021年5月22日のニュース