体操・杉原愛子「団体でメダルを」五輪につながったノートとの“にらめっこ”

[ 2021年5月19日 14:43 ]

杉原愛子
Photo By スポニチ

 体操女子の東京五輪代表、杉原愛子(21=武庫川女子大)が19日、オンラインで取材に応じた。

 16歳で出場した16年リオデジャネイロ五輪は、団体総合で表彰台にあと一歩と迫る4位。新型コロナウイルスの影響で1年延期となった夢舞台では「団体のメダルを目指している」とし、「リオの時よりも人生を懸けて体操をやってきた」と気合を入れた。

 8位に終わった昨年12月の全日本選手権以降、「自分に足りないもの、弱いところをノートに書いたりして、にらめっこしながら練習に取り組んできた」と言う。自分自身を見つめ直し、五輪への思いを再確認。代表選考会の今年4月の全日本で予選7位と出遅れたが、そこから巻き返して代表切符をつかんだ。

 ウイルスの収束は見通せず、杉原の実家がある大阪も大学がある兵庫も緊急事態宣言が発令中。東京五輪への逆風が強まる中、「私たち選手は開催うんぬんは何もできないと思うので、強くなることだけに集中したい。ひたすら練習するだけと思っている」と話していた。

続きを表示

2021年5月19日のニュース