ハンドボールおりひめジャパン 東京五輪に向けた欧州遠征「チャレンジしたい」

[ 2021年5月19日 19:38 ]

 ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が19日、遠征先のデンマークからオンライン取材に応じた。コロナ下では初の海外遠征で、欧州チーム所属の選手3人を含む23人が参加。ウルリック・キルケリー監督は11大会ぶりに出場する東京五輪へ「五輪の準備に向けて重要な遠征。ハンドボールの練習も行うがミーティング、個人面談も計画している。どのようなチームづくりをするか理解を深めてもらう」と目的を語った。

 キルケリー監督が兼任で指揮を執るデンマーク強豪チーム・オーデンセとの練習、実戦も予定している。19年世界選手権(熊本)以来の海外勢との対戦に、指揮官は「デンマークでの強豪チームというだけでなく国際的なトッププレーヤーがいる。五輪に何が必要なのか実感するためにも、実戦の機会を得ることが非常に大事。身長が10センチ高く、体重10キロ多いような選手とどのように当たっていくか」と強調。6月発表予定の五輪代表についても「おそらく今回デンマークに来ているメンバーから選ばれていくだろう」と言及した。

 主将の原希美(三重バイオレットアイリス)は「欧州との戦い方を思い出して、良い準備をして五輪に臨みたい」と見据え、永田しおり(オムロン)は「1年半海外の選手と戦えていない。オーデンセには代表キーパーもいるので、どのくらいやれるかチャレンジしたい」と意気込んだ。

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2021年5月19日のニュース