照ノ富士 まさかの反則負けで11連勝ならず初黒星 貴景勝、遠藤は2敗守る

[ 2021年5月19日 17:54 ]

<大相撲夏場所11日目>妙義龍(左)のマゲをつかみ反則負けとなる照ノ富士(撮影・西尾 大助)
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 大相撲夏場所は19日、東京・両国国技館で11日目の取組が行われ、ここまで全勝を守ってきた大関・照ノ富士(29=伊勢ケ浜部屋)は妙義龍(34=境川)にまさかの反則負けを喫し、今場所初黒星。11日目で全勝力士が消えた。

 軍配は照ノ富士に上がったが、物言いが付き、協議の結果、妙義龍のまげをつかんだとして照ノ富士の反則負けとなった。

 大関・貴景勝(24=常盤山)は関脇・高安(31=田子ノ浦)に送り出しで勝って2敗を守った。高安は4敗となり、優勝争いからは一歩後退した。大関・朝乃山(27=高砂)は関脇・隆の勝(26=常盤山)をすくい投げで下し、4敗を守った。

 前日まで3敗だった小結・御嶽海(28=出羽海)は北勝富士(28=八角)に寄り切られ、4敗目。平幕で唯一の2敗・遠藤(30=追手風)は千代大龍(32=九重)を押し出し、2敗を死守。逸ノ城(28=湊)も3敗を守り、勝ち越しを決めた。

 カド番の大関・正代(29=時津風)は阿武咲(24=阿武松)を押し出しで下し、6勝目を挙げた。

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