丸川五輪相が大会関係者の削減念押し「必要不可欠な方に限定」 メディアにもワクチン接種要望

[ 2021年5月19日 16:03 ]

丸川珠代五輪相
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 東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と東京五輪・パラリンピック組織委員会などによる3日間の合同会議が19日、テレビ電話会議形式で始まった。

 冒頭であいさつした丸川珠代五輪相(50)は、大会参加者へ新型コロナウイルス対策の行動ルールを示したプレーブック(PB)を順守する取り組みが重要と強調。これまでも要請を重ねてきた大会関係者の削減について「メディアを含め関係者については、大会運営に不可欠な方に限定をしていただくことにより、さらなる精査をお願いしたい」と改めてくぎを刺した。原則的に選手村と練習会場・競技会場の往復に行動が限られる選手と異なり、来日メディアなどは行動範囲が街中まで広がるが「国民のみなさまに安心していただけるように、(事前提出の)行動計画に則った活動が行われていることを把握・管理できる対策を作成し、内容を発信することが必要」と“監視強化”の必要性も訴えた。

 また、参加全選手団への提供が決まったコロナワクチンについては「メディアを含めた大会関係者もできるだけ多く接種を受けることを期待している」と明かした。来日するメディアなど関係者は検査で陰性を証明する必要があるが、ワクチン接種についてはこれまで触れられていなかった。

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2021年5月19日のニュース