業師の十両・宇良「勝ちたいですね」 一山本にはたき込まれて“再入幕当確”9勝目はお預け

[ 2021年5月19日 16:00 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2021年5月19日    両国国技館 )

<大相撲夏場所11日目>宇良(左)をはたき込みで破る一山本(撮影・西尾 大助)
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 西十両2枚目の宇良(28=木瀬部屋)は東十両8枚目の一山本(27=二所ノ関部屋)にはたき込まれ、8勝3敗となった。立ち合いで、もぐり込む構えを見せたものの、もろ手突きで距離を空けられてしまう。低い体勢のまま逆襲したところを土俵際で巧みにはたかれ、腹ばいになった。

 勝負がついた後は悔しげな表情。「ちょっと足りなかった。相手の方が(土俵際でも)冷静だったんじゃないですか。悔しげな表情?勝負ですからね」と振り返った。次の場所で幕内に復帰するために、もう1勝を積み増しておきたいところ。「勝ちたいですね」。残り4日間も力を振り絞る。

 十両優勝争いは宇良と武将山が3敗に後退し、千代ノ皇が松鳳山を突き落として2敗を守り単独トップに立った。

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2021年5月19日のニュース