4年半ぶり4大関全員白星 朝乃山は結びで逆転勝ち「勝てて良かった」

[ 2021年5月10日 05:30 ]

大相撲夏場所初日 ( 2021年5月9日    両国国技館 )

大栄翔(手前)に押し込まれながらも、体を入れ替えて送り出しで勝利した朝乃山(撮影・篠原 岳夫)
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 横綱不在で番付最上位となった大関陣は、実に4年半ぶりに全員白星となった。朝乃山は結びの一番で、直近2連敗していた大栄翔に攻め込まれたが、土俵際でいなして逆転。大関3人の白星をつなぎ「目の前で大関たちが勝つと“自分も勝たないと”という気持ちがあった。勝てて良かった」と安どした。

 カド番の正代は力強い踏み込みで北勝富士を圧倒。課題の立ち合いも改善され、「よく踏み込めていた。初日なので何とも言えないが、今日みたいに出足と圧力をかけられたらいい」と自賛した。また、貴景勝は立ち合いから一気の攻めで若隆景を退け「まだ初日なので明日の相撲に切り替えたい」と話した。

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