松山英樹「凄くチャンスある」 メジャー初優勝に王手 大会自己ベスト65 4打差の首位で最終日へ

[ 2021年4月11日 08:48 ]

米男子ゴルフツアー マスターズ第3日 ( 2021年4月10日    ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )

マスターズ第3日、15番でイーグルを奪い、シャウフェレ(右)に祝福される松山(AP)
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 3打差の6位から出た松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、5バーディー、ボギーなしの大会自己最少65をマーク。通算11アンダーとし2位に4打差をつけて単独首位に浮上した。

 7番で2打目を1・5メートルにつけてバーディー先行。11番では1打目を打った後、悪天候で中断となったが、再開後に右の林からの2打目を5・5メートルにつけてバーディー。パー3の12番でも3メートルのパットを決めて連続バーディーとし、初日から首位を走るジャスティン・ローズ(40=英国)を捉えた。

 15番パー5は1・5メートルに2オン。3日連続のイーグルで単独首位に浮上。さらに16番、17番でもバーディーを重ねた。

 ホールアウト後のインタビューでは「上手くプレーができたかなと思っています」と手応え。「前半は少しトタバタしながら、パットも少し決めきることができなかったんですけど。後半に入って、中断のあとから少しグリーンのスピードが落ちたので。13番の3パット(のパー)のあとから、いい感じで打つことができたかな」と振り返った。

 最終日に向けては「この3日間、あんまり波を立てることなく、あんまり怒らずにできたので。明日はそういうことが凄く大事になってくると思うので。それができれば、凄くチャンスがあるんじゃないかなと思っています」と悲願のメジャー制覇に向けて意気込んだ。

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