川内 アシックス新厚底に太鼓判「5分台目指せる」五輪マラソン、ナイキ1強に待った

[ 2021年3月31日 05:30 ]

アシックスの新作発表会見に出席した川内
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 スポーツ用品大手のアシックスは30日、オンラインで記者会見し、東京五輪に向けた新型の厚底シューズ「メタスピード」シリーズを発表した。試作品を履いて2月のびわ湖毎日マラソンで8年ぶりに自己記録を更新した川内優輝(34=あいおいニッセイ同和損保)は2時間5分台を目指せると新兵器に太鼓判。東京五輪マラソン女子代表の前田穂南(24=天満屋)が現在テスト中で、五輪ではナイキ1強に“待った”を掛ける。

 東京五輪まで4カ月を切り、ついに国産の秘密兵器が誕生した。出来たての新型シューズを履いて会見に登場した川内は「アシックスがついに実力を発揮して開発してくれたことで(自分自身)復活どころか進化できた」と興奮気味に語った。

 同社アドバイザリースタッフの川内は、今年2月のびわ湖毎日マラソンで2時間7分27秒をマーク。34歳ながら新型の効果で覚醒した。川内は「練習でも履くことでフォームが良くなり呼吸が楽になった。今後も継続する中で2時間6分、5分を目指したい」と絶大な信頼を寄せる。

 同社によると、厚底1種類のナイキに対し、ストライド走法とピッチ走法それぞれに適した2種類を展開。ストライド型はピッチ型よりも前足部のソールに厚みを持たせるなど、走法ごとに長所を引き出す特長を持たせているという。同社スポーツ工学研究所の実験では、従来品と比較してフルマラソンでストライド型が約350歩、ピッチ型は約750歩少ない歩数でゴールできるという。

 同社の広田康人社長は東京五輪での“打倒ナイキ”に意欲を見せる。マラソン日本代表で唯一アシックスと契約している前田は同社の別モデルを履いてきたが、新型の試走にも着手。「(各国の)有力選手も履いて五輪に出てくれると思っている。No・1の地位を、トップ選手でも獲りたい。東京五輪本番でもしっかりした結果を出してほしい」と意気込んでいた。

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