ハンドボール元代表・宮崎、日体大卒業式で「コートに戻ることが目標」

[ 2021年3月16日 05:30 ]

笑顔で卒業を喜ぶ宮崎(撮影・篠原岳夫)
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 日体大の卒業式が東京都世田谷区の世田谷キャンパスで行われ、ハンドボール元日本代表の宮崎大輔(39)が出席した。宮崎は4年だった03年に中退し、19年4月に3年生として再入学した。昨年11月に知人女性への暴行容疑で逮捕され、その後に不起訴処分となった経緯もあり「多くの方々をお騒がせしたが、皆さまの支えがあって卒業を迎えられた。感謝の気持ちでいっぱい」と神妙な面持ちで語った。

 不祥事の影響もあり4月からの所属先は未定。今後も大学で練習し、トライアウトに挑戦する意向だが、昨年6月に手術を受けた右肩は回復途上。悲願の東京五輪出場は絶望的な状況だが、「五輪は夢。今でも気持ちは変わらないが、難しいと思う。コートに戻ることが今の目標」と話した。

 《ゴルフ河本、卒業の誓い「世界のメジャーを獲りたい!!」》女子ゴルフ「黄金世代」の河本結(22=リコー)は、はかま姿で出席し「二足のわらじというか、大学を卒業するのは無理だと言われていた。卒業できて本当にうれしい」と声を弾ませた。19年に国内ツアーで初優勝し、昨年から米ツアーに本格参戦。海外からもリモートで課題に取り組むなど、目標の4年間での卒業を達成した。今後に向けては「世界のメジャーを獲りたい。社会人、プロとして感動や元気や勇気を届けられるよう一生懸命プレーを」と決意を新たにした。

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