父は95年W杯代表ロペティ氏 クボタ入団のオト「どこまでやれるか挑戦」

[ 2021年3月16日 16:29 ]

オンライン取材に応じたオト
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 ラグビートップリーグ(TL)のクボタは16日、新年度入団選手のオンライン取材会を開催し、ロック玉置将也(22=日体大)、ロックのオト・ジョシュア輝恵(22=帝京大)、SO侭田洋翔(22=中大)、ユーティリティーバックスの根塚洸雅(22=法大)がそれぞれ意気込みなどを語った。

 トンガ出身で、大東大やトヨタ自動車で活躍した95年W杯日本代表のオト・ロペティ氏を父に持つオトは「チームが優勝できるように貢献したい。自分自身も試合に出たい」と初々しく語った。
 小学校卒業まで土日はラグビーに親しんだが、中学からはバスケットボールにのめり込み、高校では全国大会にも出場。本格的にラグビーを再開したのは帝京大入学後だったが、3年の時に膝や肩を相次いでケガした影響もあり、4年間で秋シーズンのAチーム公式戦には一度も出場できなかった。オトは「ケガもあって満足する結果を得られなかった。どこまでやれるか挑戦したい」と話し、「まずはしっかり体を作りたい」と肉体強化の着手を宣言した。

 これまで世代別の代表を経験している侭田は、将来の司令塔として期待を集める。現在のチームには元オーストラリア代表のバーナード・フォーリー、1歳上の岸岡智樹が在籍。ライバルは多いが、「素晴らしい選手がいる環境でプレーすることで、レベルアップにつながると思いクボタを選んだ」と話した。

 クボタには2月にチーム合流済みのSH藤原忍(22=天理大)を合わせた5選手が入団する。4月以降はTL公式戦にも出場可能となり、早期デビューも期待される。

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2021年3月16日のニュース