柔道代表選出内規を改正、大会開催時期変更の場合は見直し可能に

[ 2021年3月16日 05:30 ]

全日本柔道連盟の山下泰裕会長
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 全日本柔道連盟は15日、オンラインで理事会を開き「強化システムに関する内規」の改正を承認した。主な変更点は、天災などで大会開催時期が変更された場合に、代表の見直しが可能となるとの項目を追加。これにより東京五輪が中止または再延期となった場合、6月の世界選手権(ブダペスト)に五輪代表をスライド出場させることが可能になる。

 《山下会長、パワハラ騒動「お騒がせしました」続投へ》理事会では前事務局長によるパワーハラスメント疑惑を検証する検討会議の設置を決めた。一連の問題ではパワハラ疑惑の公表が遅れるなど、組織運営のまずさが表面化。中里壮也専務理事によると、理事会では山下泰裕会長が問題の経緯を説明した上で「お騒がせしました」と謝罪した。複数の関係者によると会長職を続投する方向で、6月の役員改選で3期目再任も有力な情勢だという。

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2021年3月16日のニュース