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聖火リレーの「密状態」とは?中止判断の手順は?組織委が対応方針公表

[ 2021年3月16日 16:04 ]

国立競技場とJOCビル前の五輪マーク
Photo By スポニチ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、25日から始まる五輪聖火リレーでの新型コロナウイルス感染症への具体的な対応方針を発表した。既に「県境を越えての観覧自粛」「観覧時は密を避け、マスク着用、大声を出さない」などの対策を発表済み。この日は新たに組織委内に設けられた「コロナ事態対応チーム」が、「沿道での密集回避」「スタッフの体調管理」「情報提供」の方針について公表した。

 沿道ではフィジカル・ディスタンスを確保して「密状態」での観覧自粛を要請するが、注意喚起を行う「密状態」を(1)多くの観客が肩を触れ合う程度に密接(2)十分な間隔を空けずに複数列に重なり合っている、と定義。「密状態」と判断されれば、まずは現場スタッフと先導広報車が該当箇所での注意指導を行い、解消されない場合は「走行を取りやめる可能性がある」をアナウンスするなどの“強い注意”を実施。それでも解消されなければ当該区間での走行中止などを検討する。

 リレー実施では組織委と委託業者で約300人のスタッフが全国を回ることになっており、東京からのスタッフはスクリーニング検査で陰性を確認した上で現地へ派遣するほか、組織委で開発中のアプリを使い体調管理に努める。スタッフに陽性者や濃厚接触者が出た場合、少人数であれば要員交代やイベント縮小などの対応を取り、クラスター発生の状況では組織委と各自治体が協議して公道リレー中止や式典のみ開催などの措置を検討する。

 また、当日の実施状況やコロナ関連情報について連日、情報を公表。福島県でリレーがスタートする25日から栃木県、群馬県、長野県で実施される最初の10日間は連日メディアブリーフィングを開催して情報を発信する。ただし、プライバシーの観点から、聖火リレーランナーに感染者が出た場合でも「関係者」として具体的な名前や役割は明かさないという。

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2021年3月16日のニュース