ウィザーズ完敗 八村は12得点 ビールは今季最少の7得点 ひとケタ得点は124試合ぶり

[ 2021年2月6日 12:09 ]

ヒートのロビンソンにマークされるウィザーズのビール(AP)
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 NBAウィザーズは5日、2日前に続いて同じマイアミ(フロリダ州)でヒートと対戦したが95―122(前半43ー71)で敗れて5勝14敗。3日のこのカードでは103―100で勝利を収めたが、この日は最大37点差をつけられて敗れ、今季初の連勝はならなかった。27点差での敗戦は、1月24日のスパーズ戦(●101―121)の20点を上回る今季ワースト。前半での70点以上の失点は今季7回目でチームのFG成功率は37・5%と低調だった。

 今季12試合目の出場となった八村塁(22)は27分の出場でフィールドゴール(FG)を13本中4本成功させて12得点と2リバウンド、3アシスト。第1Qの開始早々の24秒に正面から3点シュートを決め、このクオーターの残り5分53秒にはヒートのケリー・オリニク(29=211センチ)を振り切って正面からのドライブでダンクを成功させたが、ブロックショットを3度浴びるなどオフェンスでは苦しんだ。

 得点部門1位ブラドリー・ビール(27)は前半で12本のFG(うち3点シュートは5本)を放ったもののすべて失敗してフリースロー4本による4得点のみ。今季のFG成功率は48・5%だったが、第3Q2分14秒に左コーナーから3点シュートを決めるまで13本連続でFGを失敗した。結局FG成功は14本中1本のみで7得点。点差が開いた第4Qには八村同様に出場機会はなく、2018年12月23日のペイサーズ戦で7得点に終わってから続いていた2ケタ得点の連続記録は「123試合」でストップした。

 ヒートは8勝14敗。バム・アデバイヨ(23)が21得点、ベンチから出たケンドリック・ナン(25)が25得点を挙げ、このカードは今季2勝1敗とした。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場8分41秒=5得点)
(1)24秒・正面から3点シュート=○(アシスト・ビール)
(2)1分3秒・オリニクとの1対1からゴール下=×
(3)2分12秒・正面から3点シュート=×
(4)5分3秒・左ベースライン際でターン・アラウンドからジャンプシュート。マークはバトラー=×
(5)6分7秒・正面からオリニクとの1対1からのドライブでダンク=〇
 ▼第2Q(出場10分33秒・無得点)
(6)6分39秒・右ローポストからペイント内でシュートを試みるもバトラーにブロックされる=×
(7)9分7秒・右サイドからプルアップでジャンプシュートを放つもマークしていたロビンソンをカバーしたバトラーにブロックされる=×
(8)11分30秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第3Q(出場7分46秒=7得点)
(9)2分49秒・正面から3点シュート=〇(アシスト・ウエストブルック)
(10)3分55秒・左ベースライン際を突破して左手でレイアップに持ち込むもアデバイヨにブロックされる=×
(11)4分48秒・左ベースライン際からジャンプシュート=×
(12)6分41秒・左サイドから3点シュート=×
*7分5秒・フリースロー2本=○○
(13)7分38秒・相手のボールをスティールしたビールのパスを受けてゴール下=○(アシスト・ビール)
 ▼第4Q(出場機会なし)

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