高梨沙羅 今季初VでW杯通算58勝!前日失格のリベンジ果たした

[ 2021年2月6日 22:12 ]

W杯ジャンプ女子個人第6戦で、1回目首位の高梨沙羅
Photo By 共同

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第6戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、日本勢は高梨沙羅(24=クラレ)が90メートル、90メートルの合計238・4点で今季初優勝した。高梨は2011~12年シーズンから10シーズン連続のW杯制覇で、男女歴代最多を更新するW杯通算58勝目。優勝は昨シーズンの個人第15戦(2020年3月9日、リレハンメル)以来で、表彰台は通算103度目となった。

 高梨は前日の個人第5戦では、1回目に91・5メートルを飛んでトップの得点を出したが、飛躍後にスーツの規定違反で失格に。この日は1回目に90メートルを飛んで121・2点でトップに立つと、2回目も90メートルをマーク。好ジャンプをそろえて前日の雪辱を果たした。

 高梨は「とてもうれしい」と喜び、「昨日はミスをしてしまったけど、今日は風にも恵まれた。チームのサポートに感謝」とコメントした。

 丸山希(22=明大)は6位、岩渕香里(27=北野建設)は21位、勢藤優花(23=北海道ハイテクAC)はスーツの規定違反で失格となった。

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