瀬戸大也VS萩野公介は1勝1敗…次戦は4月の日本選手権「もっとハイレベルなレースを」

[ 2021年2月6日 17:58 ]

競泳ジャパン・オープン第3日 ( 2021年2月6日    東京アクアティクスセンター )

ジャパンオープン男子200メートル個人メドレー決勝、優勝を果たし瀬戸(左)とタッチを交わす萩野(撮影・会津 智海)
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 男子200メートル個人メドレー決勝では、同種目16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストの萩野公介(26=ブリヂストン)が五輪の派遣標準記録に及ばなかったものの1分58秒14で優勝を果たした。復帰戦となった4日の400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)は直前でのレースの疲れもあり2分3秒89で8位だった。ライバル関係の2人の今大会の直接対決は1勝1敗。レース後は互いをたたえ合うグータッチを交わした。

 400メートルから修正して頂点に立った萩野は「大也は今日タフなレースだった。やっぱり彼は代表にも内定していますし、僕よりも上。隣で泳げたことがうれしかった」と話した。瀬戸も「400メートルは公介があまり思うようなレースができなかったのと、200メートルは自分が思うようなレースができていない。お互い良いコンディションでまだ試合に臨めていない。次戦うのがたぶん4月。もっとハイレベルなレースをして、みんなで競い合っていきたい」と語った。

 瀬戸は既に200、400メートル個人メドレーとも五輪の出場権を獲得。萩野が五輪切符を得るには、4月の日本選手権決勝で派遣標準記録を切った上で瀬戸を除く選手の中手で1位になることが条件となっている。

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2021年2月6日のニュース