大坂なおみが全豪前哨戦の準決勝を棄権 開幕を前に有力選手の棄権相次ぐ

[ 2021年2月6日 10:39 ]

大坂なおみ(AP)
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 全豪オープンテニス(8日からメルボルン)女子の優勝経験者、大坂なおみ(日清食品)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、ともに前哨戦を棄権した。大坂は6日に予定されていたギプスランド・トロフィー(メルボルン)準決勝のエリーズ・メルテンス(ベルギー)戦を棄権。女子ツアーを統括するWTAのツイッターで「ちょっとしたケガがあって、全豪オープンを考えて慎重に判断した。来週の出場を楽しみにしている」とコメントを発表した。

 また、アザレンカも6日に予定されていたグランピアンズ・トロフィー(メルボルン)準々決勝のアネット・コンタベイト(エストニア)戦を棄権。5日には同じく前哨戦のヤラバレー・クラシック(メルボルン)に出場していたセリーナ・ウィリアムズ(米国)がアシュリー・バーティ(オーストラリア)との準決勝棄権を発表していた。今年の全豪オープンは新型コロナウイルス対策としてオーストラリア入りした選手に14日間の隔離を義務づけ、大会の前週に前哨戦を組むハードスケジュールだったため、いずれの選手も来週からの“本番”を前にコンディション面で大事を取ったものとみられる。

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2021年2月6日のニュース