森氏 過去に数々失言…有権者に「寝てて」コロナ下も「マスクしないで頑張る」

[ 2021年2月5日 05:30 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 【森喜朗氏 過去の失言】

 ▼97年1月 島根県隠岐島沖でロシア船から重油が流出し「重油は山口や九州の方に流れていけばいい」。

 ▼00年5月 イタリアでセリエA・ローマの中田英寿と会食中「日本はアウェーで韓国に勝ったことがない」と発言。中田に「ありますよ」と強く訂正を求められる。

 ▼00年6月 総選挙の遊説中、大分県内の会見で「(選挙に関心のない有権者は)寝てしまってくれればいい」。

 ▼00年10月 競泳の中村真衣に「プールで見るより奇麗だね」。

 ▼03年6月 少子化問題に関する言及で「子供を一人もつくらない女性が、自由を楽しんで、年取って税金で面倒見なさいちゅうのはおかしい」。

 ▼14年2月 ソチ五輪のフィギュアスケート女子SPで浅田真央が転倒し16位発進となり「大事な時には必ず転ぶ」。

 ▼15年7月 ザハ・ハディド氏が手掛けた新国立競技場の建設計画に「生牡蠣(がき)がドロっと垂れたみたいで」。

 ▼同 新国立競技場の建設が見直しとなり、同所でのラグビーW杯の開催が断念され「国がたった2500億円も出せなかったのかね」。

 ▼16年7月 リオ五輪の壮行会で日本選手団が国歌を歌わなかったことに「国歌を歌えないような選手は日本の代表ではない」。この時は斉唱ではなく独唱だった。

 ▼20年2月 東京五輪・パラリンピックの日本選手団ウエア発表会でマスクを着用する報道陣らを見渡し「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っている」。

 ▼21年1月 IOCのバッハ会長と電話会談。五輪開催の安全安心の判断基準を問われ「そんな判断の基準があるかといえば、ない」。

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2021年2月5日のニュース