寺田明日香、森会長発言に怒り「女性進出が嫌なんだなと感じた」

[ 2021年2月5日 21:04 ]

寺田明日香
Photo By スポニチ

 陸上女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(パソナグループ)が5日、一連の森会長発言を受け、取材に応じた。寺田は引退、結婚、出産、7人制ラグビー転向を経て、陸上に復帰した女性アスリートの象徴として「なんでそういう考えになっちゃうのかなと不思議な気持ち。怒り、憤りもある。昔の方なので、考えをガラッと変えるのは難しい」と堂々と意見を述べた。アスリート仲間とも連絡を取っているといい「女性は怒っている方が多いんじゃないか。男の人でも話が長い人は多い。(周囲も)怒りと呆れ、という感じ」と語った。

 森会長の進退については「五輪にご尽力していただいた方。直前でお辞めになるのは嫌なんじゃないか。反省されていないと思う。女性進出が嫌なんだなと感じた」とし「世論や組織委でお考えを直すというか。五輪を迎えるにあたって、今大会は多様性がメインといってもかごんではない。フラットな方が出ていただければうれしい」とトップの交代を要望した。

 JOCの山下会長らは森会長の辞任を求めないなど消極的な姿勢が際立ち「他人事になっている」と印象を語る。「日本の弱さが世界に出てしまう。組織の弱さ、権力に負けてしまうのが、日本って遅れていると思われるきっかけになりかねない。力を合わせて頑張る時」とした。

 この日は自身のツイッターでも「全文も読んだし、一旦寝かせてみたけど、やっぱり“多様性”を大切にしている現代社会においては、残念なご発言かと。。五輪を大切に想うなら尚のこと」(原文のまま)と思いを吐露。積極的な発信について「選手として自分に関わることなので発言しないと。若い選手が言うのは難しい。ベテランが発言するべきと思った」と理由を語った。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年2月5日のニュース