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【復帰Vの瀬戸会見全文(2)】プールへの一礼は「お詫び」と「感謝」 引退の思いは「一切ありません」

[ 2021年2月4日 20:35 ]

<ジャパンオープン2020(50メートル)>男子400メートル個人メドレー決勝、優勝インタビューで騒動を詫び頭を下げる瀬戸(撮影・会津 智海)
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 競泳のジャパン・オープンは4日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで開幕。不倫問題による活動停止処分の明けた瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)は、東京五輪代表権を持つ400メートル個人メドレーに出場し、決勝ではライバル萩野公介(26=ブリヂストン)らとの対決を制し4分12秒57で優勝した。

 瀬戸との一問一答は以下の通り。

 ――体形の変化について。

 「単純に練習の量が減っていましたし、その中で食べる量も気にしていなかった。コロナでオリンピックの延期が決まってから体形の維持っていうのは気にせずに自分が食べたいものを食べてストレスを発散していました」

 ――気持ちが切り替わったタイミングはいつか。

 「謹慎処分が明けた(年明けの)時です」

 ――予選も含めて意識した勝負へのこだわりは。

 「自分の中で予選は久しぶりだったのでかなり緊張していて周りが見えていなかったです。普段だと150のターンの時にラップとかを確認したりするんですが、(今回は)とにかく自分のことで精一杯で周りが見えていませんでした。決勝が予選よりは落ち着いて泳げたところはあったのですが、後半にかなりきつくなってしまって最後の25あたりで左を確認したら猛追されていました。決勝のプランとしては前半から全力でいって1度も前を譲らないで泳ぎ切りたいという強い思いがありました」

 ――復帰のタイミングについて。

 「自分の復帰レースは、(五輪会場となる)このアクアティクスセンターで泳ぎ切りたかったので(1月中にレ―スに)出たい気持ちはあったのですが、しっかりと体を作ってオリンピックの会場で泳ぎたいという思いで(1月24日開催の)KKカップ(北島康介杯)はスキップしてこの試合に臨みました」

 ――謹慎中に心に刺さった言葉は。

 「1番は奥さんと真剣に向き合っていろんなことを話しいく中で自分から『また競技をして、人としても成長していくところを見せていきたい』と。そしたら奥さんは『自分がサポートできるところは支えていくよ』って言ってくれたのがありがたかったです」

 ――プールへ一礼した時の心境は。

 「昨年の報道でたくさんの方にご迷惑をおかけしたことへのお詫びの気持ちと、また競技に出場できる感謝の気持ちの2つがありました」

 ――萩野と会話したか。

 「コロナもあるので長くは話してないですが『お互いに頑張ろうぜ』ということで(予選で入場する前に)グータッチをして、それだけ刺激をもらました。また一緒に世界の舞台で戦いたい」

 ――泳ぎの技術に変化はあったのか。

 「技術的にはかなりのスピードで戻っています。平泳ぎの上肢と下肢どちらも少し気になるところはあるんですが、とにかくそれよりも泳ぎ込みと耐乳酸能力が低下していることがかなり今回のレースで分かったので、そこはやるだけで戻っていくと思っています。とにかく1日1日大切に、死にものぐるいで頑張って競技を続けていきたいなと思います」

 ――“競技を引退しよう”と思ったことはあったか。

 「一切ありません。オリンピックで金メダルを獲っていないですし、自分の軽率な行動でたくさんの方にご迷惑をおかけしたので、恩返しというか自分を見てもらえるのは競泳しかない。応援してくださる方々にとにかく競技で恩返ししたい気持ちがあるので、引退というのはありません」

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2021年2月4日のニュース