ラプターズが3連勝 渡辺は2分の出場で無得点 ハーデン加入のネッツは4連勝

[ 2021年1月19日 12:55 ]

マーベリクスのグリーンをかわして前進を図るラプターズのラウリー(AP)
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 NBAのラプターズは18日、準本拠地となっているタンパ(フロリダ州)でマーベリクスを116―93(前半47―47)で下して5勝8敗。先発ガードのカイル・ラウリー(34)が23得点と9リバウンド、7アシストを挙げ、フォワードのパスカル・シアカム(26)は19得点中15得点を後半に集中させてチームは3連勝を飾った。

 渡辺雄太(26)は111―93で迎えた第4Qの残り2分4秒からコートに登場。残り24秒、左サイドからシュート・フェイクを入れたあとにインサイドに切れ込んだが、ボールをハンドリングできずにシュートまではいたらなかった。結局、今季8試合目の出場では無得点。ラプターズは20日と22日に同じくタンパでヒートと2試合を行うことになっている。

 新型コロナウイルスの感染防止規定によって4選手が管理下に置かれているマーベリクスは6勝7敗。クリスタプス・ポルジンギス(25)が23得点をマークしたが、前日のブルズ戦を含めて今季トリプルダブルを4回達成しているルカ・ドンチッチ(21)は15得点、7リバウンド、9アシストにとどまり、チームは4連勝のあと3連敗を喫した。

 一方、ロケッツからネッツに移籍したジェームズ・ハーデン(31)は地元ブルックリン(ニューヨーク州)で行われたバックス戦に先発。41分の出場で32得点、6リバウンド、14アシストをマークして125―123(前半57―56)での勝利に貢献した。ハーデンは新天地初戦となった16日のマジック戦で32得点、12リバウンド、14アシストでいきなりトリプルダブルをマーク。移籍後の最初の2試合で「30得点+10アシスト以上」をクリアしたのはNBAでは史上初めての出来事となった。

 ネッツでは「個人的事情」で戦列を離れているカイリー・アービング(28)は7試合連続の欠場となったが、サンダー時代以来、9季ぶりにハーデンとチームメートとなったケビン・デュラント(32)は30得点を記録。122―123で迎えた第4Qの残り36・8秒には、自分で外した3点シュートのリバウンドをキープしたハーデンからのパスを受けて、正面から3点シュートを成功させ、これが決勝点となった。

 バックスの連勝は4で止まって9勝5敗。2季連続でMVPとなっているヤニス・アデトクンボ(26)は34得点、12リバウンド、7アシストを稼いだものの、土壇場ではデュラントの“一投”に泣いた。

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